中国航天科技集団有限公司(CASC)は日本時間2024年11月25日に、長征2号Cロケットによる地球観測衛星「四維高景2号」の打ち上げを実施しました。四維高景2号が無事に予定の軌道へ投入したとCASCが報告しています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:長征2号C(不明)
- ロケット:長征2号C(Long March 2C)
- 打ち上げ日時:日本時間 2024年11月25日8時39分【成功】
- 発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
- ペイロード:四維高景2号03、04(SuperView Neo 2-03 & 04、Siwei-03 & 04)
https://twitter.com/CNSpaceflight/status/1860842103208878199
四維高景2号03、04 とは
四維高景2号03、04は、中国の大手空間情報サービス企業である中国四維(China Siwei)が運用する商用の地球観測衛星で、上海航天技術研究院(SAST)が開発を担当しています。
CASCによると、これらの衛星は24時間・全天候で高解像度のレーダー画像を取得することができ、高精度のデジタル標高モデル(DEM)やレーダー正射画像を迅速に作成できるといいます。また、自然資源の管理、都市の安全、緊急管理、海洋・海事などの多くの分野で利用されるとしています。
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文/sorae編集部 速報班