【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2021年6月9日の記事内で紹介した『木星の衛星「ガニメデ」』です。アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機ジュノーがガニメデに接近してフライバイ探査を行った際に撮影されたものです。
※2021年6月8日にNASAが公開
この画像は、ジュノーに搭載されている可視光カメラ「JunoCam(ジュノーカム)」によって撮影されたもので、データの解像度は1ピクセルあたり約1kmとされています。画像には氷の外殻に覆われたガニメデの表面に分布する明るい領域と暗い領域、それにクレーターや溝状の地形といった特徴がはっきりと写し出されています。
このJunoCamの画像は、緑色のフィルターを使って取得されたデータをもとに暫定的に作成されたモノクロ画像です。赤色と青色のフィルターによるデータと合わせることで、最終的にカラー画像が作成できるようになります。
文/sorae編集部