
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Lee and the PHANGS-HST Team
- NASA - 幻想的なリング状構造の渦巻銀河 ハッブルが撮影した「NGC 1317」
こちらは、soraeが2021年12月1日の記事内で紹介した『渦巻銀河「NGC 1317」』です。NGC 1317は、南天の「ろ座」(炉座)の方向およそ5500万光年先に位置しています。この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡に搭載されている「広視野カメラ3(WFC3)」で撮影したもので、可視光線・赤外線・紫外線の観測データを組み合わせて作成されています。
塵の豊富なダストレーン(ダークレーン)が渦を描き出したぼんやり輝く銀河円盤の中央で、明るく輝く銀河バルジを取り囲んだリング状の構造が目立ちます。画像左側の一部は写っていませんが、銀河全体とリング状構造で二重の円を描いているような姿が印象的です。
文/sorae編集部