(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
これは過放電でバッテリーの再起動が阻害されるのを防ぐための措置で、切り離し時点でのバッテリー残量は12パーセントとされています。バッテリー切り離しの時点で太陽電池の発電は確認されていなかったものの、取得されたデータによれば探査機に固定されている太陽電池が西を向いていることから、今後太陽光が西から当たるようになれば発電できる可能性があるということです。
また、着陸からバッテリーを切り離すまでの約2時間半の間に、着陸降下中や月面で取得された技術データおよび画像データの地球への送信が完了したとされています。現在はデータの詳細な解析が進められており、SLIMの状況や現段階での成果については今週中に公表するべく準備を進めているということです。
SLIMについて国内外の皆さまからの暖かいご支援、ありがとうございます。その後の状況についてお知らせいたします。#JAXA #SLIM #たのしむーん
— 小型月着陸実証機SLIM (@SLIM_JAXA) January 22, 2024
1/20 0:20(JST)の着陸後、太陽電池の発電が確認できなかったため、バッテリ残量12%の時点で復旧運用時に過放電で機能喪失したバッテリにより再起動が阻害される事態を避けるべく所定の手順に従ってバッテリを切り離しました。これにより、1/20 2:57(JST)に探査機は電源OFFとなりました。
— 小型月着陸実証機SLIM (@SLIM_JAXA) January 22, 2024
テレメトリデータによればSLIMの太陽電池は西を向いていることから、今後月面で太陽光が西から当たるようになれば、発電の可能性があると考えており、現在復旧へ向けて準備を進めています。なお、SLIMは太陽電池からの電力のみで動作することが可能です。#JAXA #SLIM
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着陸後、電源OFFするまでの間に、着陸降下中や月面で取得した技術データや画像データの地上への送信を完了できました。現在、そのデータの詳細な解析を行っています。プロジェクトチームとしてはたくさんのデータが取得できたことを確認し、ほっとするとともにワクワクしはじめています。#JAXA #SLIM
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SLIMの状況や現段階での成果について、今週中に公表をするべく、準備を進めています。着陸後の姿勢は計画通りにはいきませんでしたが、たくさんの成果が出せるかもしれず、着陸に成功できたことを嬉しく思っています。会見の日時が決まりましたらまたお知らせします。#JAXA #SLIM
— 小型月着陸実証機SLIM (@SLIM_JAXA) January 22, 2024
SLIMについては新しい情報が発表され次第お伝えします。