【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


Source
  • Image Credit: NASA, ESA, CSA, and J. Lee (NOIRLab), A. Pagan (STScI)
  • sorae - ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた塵とガスの複雑な構造 棒渦巻銀河「NGC 1433」

 

こちらは、soraeが2023年2月23日の記事内で紹介した『棒渦巻銀河「NGC 1433」』です。この画像は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の「中間赤外線観測装置(MIRI)」を使って取得したデータをもとに作成されました。

見慣れた渦巻銀河の画像とは印象が全く異なるのは、ウェッブは人の目で捉えることができない赤外線の波長で主に観測を行うためです。公開されている画像の色は、取得時に使用されたフィルターに応じて着色されたものとなります。

ウェッブのMIRIは、星間物質を構成する塵やガスから放射された赤外線を捉えており、渦巻腕(渦状腕)に沿って分布する幾つもの泡状の構造を詳細に描き出しています。中心部分のリング構造は、渦巻腕の根元の部分がNGC 1433の銀河中心核にきつく巻き付いたことで形成されたものだといいます。

 

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