【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
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- Image Credit: Ron Miller
- sorae - 月が形成されたのはおよそ44億2500万年前? 従来の説よりも少し若い
こちらは、soraeが2020年7月14日の記事内で紹介した『月を誕生させた巨大衝突を描いた想像図』です。
地球の天然の衛星である月の形成をめぐっては、初期の地球に火星ほどのサイズの原始惑星が衝突したことを原因とする「ジャイアント・インパクト(巨大衝突)説」が有力視されています。
soraeでは2020年7月当時「巨大衝突によって形成されたばかりの月を覆っていたマグマオーシャンが固まるまでの過程を分析した結果、月が形成されたのは今からおよそ44億2500万年前であり、従来仮定されてきた45億1000万年前よりも8500万年ほど遅かったことが明らかになったとする研究結果」を紹介しています。(詳細は元記事を参照)
また、2022年10月には「月は巨大衝突後わずか数時間で形成された!?高解像度シミュレーションが導く新たなシナリオ」も掲載しています。
夜空に浮かぶ身近な「月」も、その誕生にはまだまだ未解明な部分がたくさんあるのです。