【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


Source
  • Image Credit: X-ray: NASA/CXC; Ultraviolet: NASA/JPL-Caltech/SSC; Optical: NASA/STScI(M. Meixner)/ESA/NRAO(T.A. Rector); Infrared: NASA/JPL-Caltech/K. Su
  • sorae - こちらを見つめているのか…多波長で観測した神秘的な眼「らせん星雲」

 

こちらは、soraeが2020年9月5日の記事内で紹介した『惑星状星雲「らせん星雲」』の疑似カラー画像です。

この画像は赤外線宇宙望遠鏡スピッツァーによる赤外線、ハッブル宇宙望遠鏡による可視光線、紫外線宇宙望遠鏡GALEXによる紫外線、そしてX線観測衛星チャンドラによるX線の観測データを組み合わせることで作成されました。

満点の星空や望遠鏡越しに見える天体は私たちの目を楽しませてくれますが、人間は可視光線と呼ばれるごく一部の波長の電磁波しか見ることができません。天体の性質をより詳しく調べるには、可視光線だけでなく赤外線、紫外線、電波、X線、ガンマ線といった別の波長の電磁波も利用した観測(多波長観測)が重要です。

可視光線以外の波長で得られた観測データを擬似的に着色すると、人の目に映るものとは異なる天体の姿が見えてきます。

 

 

元記事を読む