ハッブル宇宙望遠鏡の公式Twitterは、過去に公開した天体画像を「#HubbleClassic」のタグを付けて改めて紹介しています。今回の天体は蝶々の羽のような構造を持つ「バタフライ星雲」です。
(引用元:Hubble)
A butterfly in the stars 🦋
— Hubble (@NASAHubble) February 20, 2023
This #HubbleClassic image of the Butterfly Nebula shows layers of gas being ejected from a star that has exhausted its nuclear fuel.
Eventually this nebula will fade and leave behind a stellar corpse known as a white dwarf: https://t.co/7ZEiPuVqqu pic.twitter.com/VEPmHlz1pP
「バタフライ星雲」は、さそり座の方向約4000光年先に位置している惑星状星雲です。「NGC 6302」や「Caldwell 69」とも呼ばれています。
惑星状星雲とは、太陽のように超新星爆発を起こさない比較的軽い恒星が、赤色巨星になった頃に周囲へ放出したガスによって形成される天体。惑星状星雲はガスの放出によって独自の構造を形成しているため、将来的にはその姿を失います。
soraeでは以前に「バタフライ星雲」を音で表現(ソニフィケーション)した動画の紹介記事を掲載しています。そちらも合わせてどうぞ。
他の惑星状星雲も紹介