ロシア連邦宇宙局は10月17日、若田光一宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーを承認し、ソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-11M)の打ち上げについて、バイコヌール時間11月7日10時14分(日本時間13時14分)に決定したことを発表した。

若田光一宇宙飛行士らは既にガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)での訓練は全て終え、今後、専用機に乗り、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に向かい、打ち上げの最終準備に入る。
若田光一宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーはソユーズTMA-11Mに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)で約6ヶ月間の長期滞在を行い、2014年5月に帰還する予定となっている。また、若田光一宇宙飛行士は今回、第39次長期滞在クルーで日本人として初めてISSコマンダー(船長)も務める。

若田光一宇宙飛行士は1963年埼玉県で生まれ、九州大学、九州大学大学院を経て、日本航空株式会社に入社。1992年に宇宙飛行士に選ばれ、1993年にスペースシャトルのミッション・スペシャリスト(MS)資格を取得し、1996年にスペースシャトル・エンデバー(STS-72)に搭乗した。

2000年にスペースシャトル・ディスカバリー(STS-92)に搭乗し、ISSの建設に参加。2006年には第10回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO)にコマンダーとして参加し、ロシアでソユーズ有人宇宙船フライトエンジニアの訓練を行った後、2009年にはスペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)に搭乗し、日本人として初めてISSで長期滞在した。

 

■Второй день комплексных экзаменационных тренировок экипажей МКС-38/39
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