スペースX社(Space Exploration Technologies Corporation)の「ドラゴン宇宙船」はアメリカ東部夏時間5月31日11時42分(日本時間6月1日0時42分)、太平洋に無事着水した。
ドラゴン宇宙船はアメリカ東部夏時間5月31日4時7分(日本時間17時7分)に、ロボットアームによって、国際宇宙ステーション(ISS)との結合を解除し、アメリカ東部夏時間5月31日5時49分(日本時間18時49分)に放出された。
放出されたドラゴン宇宙船は離脱するための軌道制御を行い、アメリカ東部夏時間5月31日10時51分(日本時間23時51分)に大気圏再突入するための軌道離脱噴射を行い、アメリカ東部夏時間5月31日11時42分(日本時間6月1日0時42分)にカリフォルニア沖の太平洋に無事着水した。チームは救助ボードですぐにドラゴン宇宙船を発見し、宇宙船の体勢や状態などを確認した。
民間企業が打ち上げた宇宙船がISSと結合し、無事帰還したのは初めてで、今回のミッションの成功は、NASAの商業補給サービス(CRS)への重要な前進となる。
■NASA - Living and Working
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html