JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、今年度打ち上げ予定の「イプシロン5号機」に貼り付けるプロジェクトメンバーへのメッセージの募集を開始しました。

イプシロン5号機は鹿児島県にある内之浦宇宙空間観測所から「革新的衛星技術実証2号機」を搭載して打ち上げられる予定です。

2019年1月に行われたイプシロン4号機の打ち上げの様子(Credit: JAXA)

【▲ 2019年1月に行われたイプシロン4号機の打ち上げの様子(Credit: JAXA)】

メッセージはイプシロン5号機の赤い帯部分(直立したロケットを見た場合、地面と並行に赤い色が塗られた帯の部分)に縮小印刷して貼り付けるということです。このメッセージ募集は、イプシロン試験1号機の打ち上げから継続して行われている恒例の募集です。なお、応募方法などはファン!ファン!JAXA!をご確認下さい。期限は2021年8月9日となっています。

イプシロンロケットのプロジェクトマネージャーである井元隆行氏は「この企画は我々と応援していただく方々の心をつなぐ大切なものです。(中略)今回も我々の推進力となり、心の潤滑油となる皆様の声を聞かせてください。」と述べています。

革新的衛星技術実証プログラムとは、企業や大学による超小型衛星を活用した新しい知見の獲得を目指すものです。また将来のミッションやプロジェクトの創出、宇宙空間で使用される部品や技術の軌道上実証実験の機会を提供するということです。イプシロン5号機で打ち上げられる「革新的衛星技術実証2号機」は、小型実証衛星2号機(RAISE-2)と4機の超小型衛星、4機のキューブサットから構成されています。超小型衛星4機は東京工業大学や帝京大学、三菱重工業株式会社、川崎重工業株式会社がそれぞれ開発します。また、キューブサット4機は千葉工業大学、青山学院大学、明星電気株式会社、高知工業高等専門学校が開発を担当するということです。なお革新的衛星技術実証1号機は2019年1月に打ち上げを行いました。

革新的衛星技術実証2号機のプロジェクトマネージャーをつとめる金子豊氏は「このプログラムは、企業や大学、研究機関等が開発した部品や機器、超小型衛星・キューブサットを宇宙で実証し、宇宙から新しい未来をつくるプログラムです。」と述べています。

 

Image Credit: JAXA
Source: ファン!ファン!JAXA !
文/出口隼詩

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