【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、さそり座の方向に位置する散光星雲「NGC 6357」です。撮影に使われたのは、チリのセロ・トロロ汎米天文台にあるブランコ4m望遠鏡に設置された観測装置「ダークエネルギーカメラ(DECam)」で、可視光線の3種類のフィルターを通して取得された画像を着色・合成して作られています。
Source
- Image Credit: CTIO/NOIRLab/DOE/NSF/AURA; T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), J. Miller (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab), M. Zamani & D. de Martin (NSF’s NOIRLab)
- sorae - ダークエネルギーカメラが捉えた散光星雲「NGC 6357」
幅約400光年にわたって広がるNGC 6357は、若い大質量星の紫外線によって電離した水素ガスが赤い光を放つH II(エイチ・ツー)領域のひとつであり、ガスや塵から新たな星が形成される星形成領域としても知られています。
この画像では、複雑に渦巻くガスと塵の雲だけでなく、星雲の内外で輝く数千個の星々が捉えられています。
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編集/sorae編集部