【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2022年8月12日の記事内で紹介した『火星のアイオリス山(シャープ山)』です。2015年9月9日に火星探査車キュリオシティによって撮影されました。
キュリオシティは、2011年11月にアトラスVロケットで打ち上げられました。目的地である火星のゲール・クレーターに着陸したのは、2012年8月6日14時30分頃(日本時間)です。その日から約11年が経った2023年9月現在も、ゲール・クレーターの歴史を紐解き、古代の火星の環境を理解するための探査活動を続けています。
冒頭の画像は、キュリオシティが探査中に撮影した一枚です。一見、青空が広がる地球の風景のように見えますが、ホワイトバランスの調整や地質学者が火星の岩石を研究しやすいように色調を変更しているためとしています。
また、キュリオシティが着陸したゲール・クレーターについては、NASAのジェット推進研究所(JPL)が公開している以下の解説動画「A Guide to Gale Crater」もオススメです。(※英語音声ですが、Youtubeの自動翻訳機能で日本語字幕がつけられます)