【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae)


Source
  • Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington
  • sorae - 水星の地殻から揮発性物質が失われた形跡、生命体探査にも関わる発見

 

こちらは、soraeが2020年3月19日の記事内で紹介した『探査機メッセンジャーが撮影した「水星」』の画像です。水星は太陽系の惑星のなかでも太陽に一番近くにある最小の惑星です。昼の表面温度は摂氏400度まで上がり、夜は摂氏マイナス160度まで下がると考えられています。

水星探査機メッセンジャーが撮影したこの画像は、普段よく見る月の様な色ではなく、カラフルに彩られています。それは水星表面の物質や性質に応じて色が強調されている疑似カラー画像だからです。

元記事では、メッセンジャーのデータをもとに水星の内部構造を調査した結果、最も内側にある「内核」が固体であることが判明した内容を紹介しています。

合わせて、2013年6月11日にYouTubeチャンネル「APOD Videos」が公開した「回転する水星の動画」もどうぞ。

 

用語解説

【メッセンジャー(MESSENGER:MErcury Surface, Space ENvironment, GEochemistry and Ranging)】
メッセンジャーはNASAの水星探査機です。2004年8月に打上げられ、2011年に水星周回軌道に投入されました。約4年のミッションを経て2005年5月に水星の地表に落下し運用を終了しています。

 

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