【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae)
こちらは、soraeが2022年1月27日の記事内で紹介した『火星の赤道付近にある「ノクティス・ラビリントゥス(Noctis Labyrinthus)」と呼ばれる地域』の疑似カラー画像です。
「夜の迷宮(迷路)」を意味するノクティス・ラビリントゥスは、その名が示すように崖に挟まれた谷が複雑に入り組んでいる地域で、長さ約4000kmに及ぶ有名な「マリネリス渓谷(Valles Marineris)」の西隣に位置しています。画像は右やや下が北の方角で、右下に記されたスケールバーは2kmの長さを示しています。
この画像は欧州およびロシア共同の火星探査ミッション「エクソマーズ」の周回探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」が2020年8月3日に撮影したものです。