国立天文台は2024年2月1日、日々の暮らしに欠かせない暦と関わりの深い2025年(令和7年)の「暦要項(れきようこう)」を発表しました。

毎年2月最初の官報に掲載される暦要項は日本における公式な暦と言えるもので、翌年の国民の祝日や日曜日の一覧、二十四節気および雑節、朔弦望(月齢)、東京における日の出と日の入の時刻、日食や月食が見られる日時が記載されています。

【▲ 2017年1月に撮影された満月(Credit: 国立天文台/長山省吾)】
【▲ 2017年1月に撮影された満月(Credit: 国立天文台/長山省吾)】

■暦要項には祝日、月齢、日食や月食のタイミングなどを記載

国民の祝日がいつになるのかは「国民の祝日に関する法律」によってほとんどが定められていますが、太陽の位置をもとに定められる「春分の日」と「秋分の日」については前年の暦要項で発表されることになっています。

今回発表された暦要項によると、2025年の春分の日は3月20日(木)、秋分の日は9月23日(火)です。また、2025年は天皇誕生日(2月23日)、みどりの日(5月4日)、勤労感謝の日(11月23日)が日曜日なので、2月24日(月)・5月6日(火)・11月24日(月)が振替休日になります。

soraeとしては日食や月食の情報が気になるところですが、2025年に起きる2回の日食と2回の月食のうち、日本では月食を2回とも見ることができます。このうち2025年3月14日(金)の皆既月食は北海道・東北地方(一部を除く)・関東地方東部・小笠原諸島で月が欠けたまま昇る月出帯食(げつしゅつたいしょく)となりますが、月全体が地球の本影に入る皆既食が終わってから昇ってくるため、日本で見られるのは後半の部分食の終わり頃以降となります。

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一方、2025年9月8日(月)の皆既月食は2時30分頃~3時53分頃にかけて全国で皆既食を見ることができます。日曜日に夜ふかしするか月曜日に早起きするか悩ましいタイミングですが、2年10か月ぶりに日本で皆既食が見られる皆既月食なので、是非楽しみたいところです。

なお、2025年は3月29日(土)と9月22日(月)に部分日食が起こりますが、2回とも日本から見ることはできません。

■2024年に見られる日食・月食は?

ちなみに、今年2024年の暦要項は1年前の2023年2月1日に発表されています。今年は2回の日食と1回の月食が起きるものの、残念ながら日本からはどれも見ることができません。

4月9日(火)の皆既日食は太平洋~北米大陸~北大西洋にかけての地域、10月3日(木)の金環日食は太平洋~南米南部~南大西洋にかけての地域でそれぞれ見ることができます。また、9月18日(水)の部分月食は日本が昼の時間帯(日本時間9時39分~13時49分)に起きるため、北米・南米・欧州・アフリカなどで見ることができるということです。

関連記事:国立天文台が「2024年の暦要項(れきようこう)」を発表(2023年2月3日)

 

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文/sorae編集部

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