
株式会社QPS研究所は2026年4月10日、同社の小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR 13号機」、愛称「ミクラ-I」について、2026年5月以降にアメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで打ち上げられる予定だと発表しました。

Rocket LabがQPS研究所の人工衛星を打ち上げるのは、ミクラ-Iで8回目となります。直近では、2025年12月に「QPS-SAR 15号機」、愛称「スクナミ-I」の打ち上げに成功しています。
なお、QPS研究所によると、衛星の番号は打ち上げ契約を締結した順番で付与されているため、契約の都合上、14号機「ヤチホコ-I」と15号機の後に13号機の打ち上げが行われることになったということです。
QPS-SARシリーズについて
QPS研究所は地球上の任意の地点を平均10分間隔の“ほぼリアルタイム”で観測することを目指しており、12の軌道に3機ずつ・合計36機の小型SAR衛星で構成された衛星コンステレーション(※)の構築を進めています。
QPS-SARシリーズの愛称は日本神話の神様の名前を借りて命名されています。技術実証機だった1号機と2号機はそれぞれ「イザナギ」「イザナミ」と命名されましたが、3号機以降の商用機は軌道ごとに「アマテル」「ツクヨミ」「スサノオ」「ワダツミ」「ヤマツミ」「クシナダ」「ヤチホコ」「スクナミ」と命名されてきました。
今回打ち上げられる13号機は新たな軌道に投入されることから、「穀物・食物、そして豊かさを象徴する神様」と言われている(QPS研究所のプレスリリースより)ミクラが選ばれました。
また、Rocket Labの打ち上げミッションの名称も、衛星の愛称にちなんで「The Grain Goddess Provides(穀物の女神が恵みを与える)」と命名されています。
※…地球観測や通信サービス提供などを連携して行うための人工衛星群のこと。
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文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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