日本の水星磁気圏探査機「みお」(MMO)も結合された、日本・ヨーロッパ合同の水星探査機「ベピ・コロンボ」(BepiColombo)は、2020年10月14日、金星スイングバイを実施しました。全2回のうち1回目になります。

金星への最接近日時は10月15日12時58分(日本標準時)、距離は約1万720km。通過時に搭載カメラで撮った写真がESAのwebサイトで公開されました。左下の輝点が金星で、映り込んでいるのは「ベピ・コロンボ」のアンテナです。

「みお」のスイングバイ時の写真

▲スイングバイ時の写真。左下の明るい点が金星。(credit: ESA/BepiColombo/MTM, CC BY-SA 3.0 IGO)

また、「みお」の公式Twitterでは最接近時のGIF動画も公開されています。

 

スイングバイに際しては、日本の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)および惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)と連携観測も行ったとのことです。
「ベピ・コロンボ」は2018年10月20日(日本標準時)に打ち上げられ、2020年4月10日に地球スイングバイを行っています。この後は2021年8月に第2回の金星スイングバイを実施、更に全5回の水星スイングバイを行い、水星到着は2025年になる予定です。

▲水星に近づく「ベピ・コロンボ」(Credit: spacecraft: ESA/ATG medialab; Mercury: NASA/JPL

ベピ・コロンボの打ち上げ

▲ベピ・コロンボの打ち上げ。(Credit: 金木利憲/東京とびもの学会)

 

参考:https://www.esa.int/ESA_Multimedia/Images/2020/10/BepiColombo_s_first_glimpse_of_Venus
https://www.esa.int/Science_Exploration/Space_Science/BepiColombo/Journey_to_Mercury

公式ツイッターアカウント:
https://twitter.com/ESA_Bepi(「ベピ・コロンボ」プロジェクト)
https://twitter.com/JAXA_MMO(日本モジュール「みお」(MMO))
https://twitter.com/ESA_MTM(欧州モジュール「MTM」)

Image Credit: ESA/BepiColombo/MTM, 金木利憲/東京とびもの学会
文/金木利憲

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