広告
広告
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡が撮影した太陽黒点の画像です。

ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡が2020年1月に撮影した太陽の黒点(Credit: NSO/AURA/NSF)
【▲ ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡が2020年1月に撮影した太陽の黒点(Credit: NSO/AURA/NSF)】

【関連リンク】今日の宇宙画像:NASAや各国宇宙機関が公開した魅力的な画像を毎日紹介

中央の暗い部分(暗部)から放射状に広がる筋のような構造(半暗部)が印象的です。じっと見ていると、瞳と虹彩を持つ「目」のようにも見えてきませんか? 人によってはハートマークや花びらに見えるかもしれません。

広告

黒点は、太陽表面の中でも特に磁場が強い領域です。強い磁場が太陽内部からのエネルギーの流れを妨げるため、周囲より温度が低くなり暗く見えます。太陽表面の平均温度が約5500度なのに対し、黒点は約4000度。それでも鉄が溶けるほどの高温ですが、周囲との差で黒く見えるのです。

この画像の横幅は約1万6000kmあり、地球の直径(約1万2700km)が余裕を持って入る広さを写しています。直径約140万kmの太陽全体からすれば小さな点に過ぎませんが、地球サイズに迫る黒点を拡大するとその迫力に圧倒されます。

撮影したイノウエ太陽望遠鏡は、ハワイ・マウイ島のハレアカラ山(標高3067m)山頂にある世界最大の太陽望遠鏡です。直径4mの主鏡を備え、太陽表面の約20kmの構造まで識別可能。望遠鏡の名称は、ハワイ出身の元アメリカ合衆国上院議員ダニエル・イノウエ氏に由来しています。

この画像は2020年1月28日に撮影され、同年12月3日にNSO(アメリカ国立太陽観測所)から公開されました。

 

編集/sorae編集部

関連記事

参考文献・出典

元記事を読む