【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、「いて座」の方向約4350光年先に位置している散開星団「NGC 6530」です。散開星団とは、恒星がまばらに緩く集まっている天体のことです。
画像全体を覆うように見えている赤い煙状の部分は輝線星雲「干潟星雲(Lagoon Nebula)」の一部です。NGC 6530は干潟星雲の中にあり、星間雲に彩りを添えるようにして星団の星々が輝いています。
Source
- Image Credit: ESA/Hubble & NASA, ESO, O. De Marco; Acknowledgement: M. H. Özsaraç
- sorae - 赤い星雲に彩りを添える星団の星々 ハッブルが撮影した干潟星雲の散開星団NGC 6530
- ESA/Hubble - Cosmic Smokescreen
この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡」の「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」と、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が運営するパラナル天文台(チリ)の「VLTサーベイ望遠鏡(VST)」に搭載されている広角カメラ「OmegaCAM」を使って取得されたデータから作成されたもので、2022年12月12日に欧州宇宙機関(ESA)が公開しています。
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編集/sorae編集部