【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:NASA)
こちらは、アメリカ航空宇宙局(NASA)が2024年4月17日に公開した『木星の衛星イオの南極地域』です。
この画像は木星探査機ジュノーが2024年4月9日に実施した60回目の木星フライバイ(近接通過)「PJ60(Perijove 60)」の最中に、ジュノーに搭載されている可視光カメラ「ジュノーカム(JunoCam)」を用いて取得したデータから作成されました。
Source
- Image Credit: Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS, Image processing by Gerald Eichstädt/Thomas Thomopoulos © CC BY
- NASA - PIA25697: NASA's Juno Mission Captures View of Io's South Polar Region
ジュノーカムで撮影された画像は、一般の人々が利用できるよう順次公開されており、多くの市民科学者がさまざまな画像を作成しています。冒頭の画像は、ジュノーがイオから約16500km離れた位置で取得したデータをもとに、市民科学者のトーマス・トモポウロスさんが作成しました。
- 木星フライバイ「PJ60」の際に撮影されたイオ(2024年1月)
木星探査機ジュノーとは?
木星探査機ジュノー(Juno)は、NASAが運用している木星探査ミッションで、2016年に木星の周回軌道に到達し、木星の大気、磁場、重力場を詳しく観測することで、木星の内部構造や形成過程、磁気圏の謎を解明することを目指しています。
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編集/sorae編集部