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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

こちらはNASAのディスカバリー計画の下で打ち上げられた彗星探査機「スターダスト(Stardust)」が撮影したさ、ヴィルト第2彗星(81P/Wild 2)の核(彗星核)です。

彗星探査機「スターダスト」が撮影したヴィルト第2彗星(81P/Wild 2)(Credit: NASA/JPL-Caltech)
【▲ 彗星探査機「スターダスト」が撮影したヴィルト第2彗星(81P/Wild 2)(Credit: NASA/JPL-Caltech)】

今から22年前、スターダストは日本時間2004年1月3日4時21分ごろ(協定世界時2004年1月2日19時21分ごろ)に、ヴィルト第2彗星へ約236kmまで最接近し、核の表面を詳細に捉えました。

紹介画像は最接近期に撮影された核の側面で、ちょうど上弦の月のように片側が照らされ、もう片側が影になっています。明るい側には、大きくえぐれた窪地(クレーター状の地形)がいくつも確認できます。核の大きさは直径約5kmとされています。

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スターダストはフライバイの際、テニスラケット状のエアロゲル採集装置を展開し、彗星のコマ(核を取り巻くガスや塵)を通過しながら塵の採取に成功しました。

スターダスト探査機の集塵装置に搭載されたエアロゲル(彗星塵を捕集する素材)の拡大写真(Credit: NASA/JPL)
【▲ スターダスト探査機の集塵装置に搭載されたエアロゲル(彗星塵を捕集する素材)の拡大写真(Credit: NASA/JPL)】

サンプルを収めたカプセルは2006年1月15日に地球へ帰還。スターダストは、彗星由来の塵(粒子)を採取して地球へ持ち帰った史上初のミッションとなりました。さらに、持ち帰られた粒子からはアミノ酸の一種「グリシン」が検出されたことも報告され、彗星が運ぶ“化学の手掛かり”に改めて注目が集まりました。

ヴィルト第2彗星のサンプル帰還から約20年が経った今も、研究者たちは微小な粒子の解析を積み重ね、彗星がたどった歴史や太陽系初期の環境を探り続けています。

彗星探査機「スターダスト(Stardust)」の想像図 ※太陽電池パネルを展開した状態(Credit: NASA/JPL)
【▲ 彗星探査機「スターダスト(Stardust)」の想像図 ※太陽電池パネルを展開した状態(Credit: NASA/JPL)】

 

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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