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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、中国の月探査機「嫦娥4号(Chang’e 4)」の着陸機が撮影した、月面探査車(ローバー)「玉兎2号(Yutu-2)」の姿です。

嫦娥4号のスロープを降りて、月の裏側で走行を開始した玉兎2号(2019年1月3日)(Credit: CLEP/CNSA)
【▲ 嫦娥4号のスロープを降りて、月の裏側で走行を開始した玉兎2号(2019年1月3日)(Credit: CLEP/CNSA)】

今から7年前の2019年1月3日、日本時間11時26分に、嫦娥4号は月の裏側にある「フォン・カルマン・クレーター(Von Kármán crater)」への軟着陸に成功しました。月の裏側への軟着陸は人類史上初の出来事でした。

ただし、着陸後すぐに玉兎2号が降ろされたわけではありません。機器の状態や周囲環境、太陽光による発電条件などを確認したうえで、同日夕方(日本時間16時ごろ)に分離操作を開始し、玉兎2号はスロープを降下して日本時間23時22分ごろに月面へ到達しました。つまり、着陸から走行開始までにはおよそ半日ほどの間があります。

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月の裏側は地球と直接通信できないため、CNSA=中国国家航天局は中継衛星「鵲橋(Queqiao)」を地球と月の第2ラグランジュ点(L2)付近の軌道へ先に投入し、通信環境を整えたうえでミッションに臨みました。

着陸後に展開された玉兎2号は、当初想定されていた運用期間(約3か月)を大きく超えて活動を続け、月の裏側の地質や地下構造に関する観測成果も論文として報告されています。

また、中国はその後、嫦娥6号(2024年)で月の裏側からのサンプルリターンも達成しています。

※…名称の読み:嫦娥(じょうが)、玉兎(ぎょくと)、鵲橋(じゃっきょう/じゃくきょう)

 

編集/sorae編集部

月の3Dモデル

NAOJ moon 20170112 full
LOAD 3D MODEL

月(Moon)

公転周期:約27.3日
自転周期:約27.3日
※潮汐ロック(同期回転)
sorae

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参考文献・出典

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