【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:NASA ジェット推進研究所(JPL))
この画像はアメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の土星探査機「カッシーニ」によって2005年10月11日に撮影されました。雪玉のようにも見えるこの天体は、土星を背景にした衛星「ディオネ」です。
ディオネは直径約1100kmの衛星で、その密度から構成物質の1/3は珪酸岩石、そして残りは氷でできているものと推測されています。その温度はマイナス186度で、岩石と氷がひと塊の天体として成り立っているのです。
画像の下側にある細い線の様なものは、ほぼ真横からみた土星の環です。