【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2019), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO
- sorae - 宇宙から観測された“農地のパッチワーク”。欧州宇宙機関が画像公開
こちらは、soraeが2022年2月18日の記事内で紹介した『欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星が捉えた、アメリカ合衆国テキサス州ヘレフォード近郊』の画像です。
この地域は半乾燥気候ですが、地下の広大な帯水層(オガララ帯水層)から汲み上げた水を灌漑に利用して、トウモロコシ、小麦、大豆、玉ねぎといった農作物が栽培されています。
ESAによるとこの画像には、2019年3月17日~4月21日の期間に地球観測ミッション「Sentinel(センチネル)-2」で取得された正規化植生指数のデータが用いられています。色は地上の植生の状態を示していて、赤・黄・緑は植生の成長の変化、白はこの期間に植生が豊かだった場所、黒は植生が乏しかった場所を示しているといいます。農地ごとの植生の様子が反映されたこの画像は、まるで農地が描き出したカラフルなパッチワークのようです。