【SAPOD】今日の「宇宙画像」紹介です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae)

Source
  • Image Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center/Jeremy Schnittman and Brian P. Powell
  • sorae - 連星ブラックホールはどう見える? シミュレーション動画をNASAが公開

 

こちらは、soraeが2021年4月17日の記事内で紹介した『重なり合う連星ブラックホールの見え方』のシミュレーション画像です。

NASAが公開したシミュレーション動画『The Doubly Warped World of Binary Black Holes(直訳:二重の歪みを持つ「連星ブラックホール」の世界)』をご覧ください。

動画に登場するブラックホールは、オレンジの方が太陽質量の2億倍、ブルーの方が太陽質量の1億倍に設定されています。※オレンジ、ブルーに着色された部分はブラックホールの降着円盤です。

このシミュレーション動画は、NASA気候シミュレーションセンターのスーパーコンピューター「Discover」を用いられており、Discoverが持つ12万9000コアのうち約2パーセントを使った1日ほどの計算をもとに作成されたとのこと。なお、2021年当時の最新デスクトップコンピュータで作成に必要な計算を行おうとすれば10年はかかるようです。

シミュレーション動画の詳しい解説は元記事を参照してください。

 

用語解説

【連星ブラックホール(Binary black hole)】
連星ブラックホールとは、2つのブラックホールから成る連星のこと。他に「ブラックホール連星」「二重ブラックホール連星」と表現されることもあります。

 

元記事を読む