この画像はArp 248と呼ばれる特異銀河です。Arp 248 は3つの銀河で構成されていますが、この画像では2つの銀河しか写っていません。銀河をつなぐ細長い「星を星間物質」の流れを見つけることができます。チャンドラのTwitterアカウントが2023年3月25日付けで紹介しています。
(引用元:Chandra Observatory Twitter)
Today Chandra is studying a galaxy in Virgo. Nearby in the sky is Arp 248, three galaxies also known as Wild's Triplet. Two of the galaxies in the triplet are shown in this image, complete with the elongated stream of stars and interstellar dust that connects them. pic.twitter.com/IUld3hO5YY
— Chandra Observatory (@chandraxray) March 24, 2023
Arp 248は、研究に貢献した天文学者にちなんで「Wild's Triplet(ワイルドの三つ子)」とも呼ばれています。3番目の銀河である「LEDA 36742」はここには写っておらず、画像上方の視野外に位置しています。
ちなみに、右下のLEDA 36723の周囲にも幾つかの銀河が写っていますが、これらはみなArp 248よりも遠くに位置しています。
Image Credit: NASA/ESA/Hubble