中国国家航天局(CNSA)は北京時間7月25日23時43分(日本時間7月26日0時43分)、データ中継衛星「天鏈1号03星(Tianlian-I03)」を載せた長征3号丙ロケット(Long March-3C)を、西昌衛星発射センターから打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約30分後、「天鏈1号03星」が所定の軌道に投入され、打ち上げが成功した。

「天鏈1号03星」は中国3基目のデータ中継衛星で、東方紅3号衛星をベースに、中国空間技術研究院などが開発した。3号機の打ち上げ成功により、中国のデータ中継衛星網はほぼ全世界をカバーできるようになったという。

なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって166回目の打ち上げだった。

 

■長征三号丙火箭成功発射“天鏈一号”衛星
http://www.cnsa.gov.cn/n1081/n7529/n7935/377907.html