中国国家航天局(CNSA)は北京時間1月9日11時17分(日本時間12時17分)、地球観測衛星「資源3号」を載せた「長征4号乙」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約12分後に「資源3号」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

「資源3号」は中国空間技術研究院が開発した高解像度の民間用地球観測衛星で、重さは約2650kg。マルチスペクトルCCDカメラや高解像度カメラ、赤外線分光計などを搭載し、画像を撮影して、環境保護、都市計画、農業生産などに役立てるという。

なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって156回目の打ち上げだった。

 

■我国首顆高精度測絵衛星“資源三号”発射成功
http://news.mod.gov.cn/tech/2012-01/09/content_4336184.htm