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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:ESA/Hubble)

おおいぬ座の方向約8.6光年先で輝くシリウスは、夜空で最も明るい恒星として知られています。肉眼では1つの星に見えますが、実際には質量が太陽の約2倍ある主星「シリウスA」と、その伴星である白色矮星「シリウスB」からなる連星系です。2つの星は約50年の周期で互いの周りを公転しています。

白色矮星「シリウスB」(左)と地球(右)の大きさを比べた想像図(Credit: NASA, ESA, H. Bond (STScI), and M. Barstow (University of Leicester))
【▲ 白色矮星「シリウスB」(左)と地球(右)の大きさを比べた想像図(Credit: NASA, ESA, H. Bond (STScI), and M. Barstow (University of Leicester))】

今回紹介するのは、ESA/Hubbleから2005年12月13日付で公開されている、シリウスBと地球の大きさを比較した想像図です。

シリウスBの直径は約1万2000kmで、地球の直径の約1万2742kmよりもやや小さいサイズです。ところが質量は太陽とほぼ同じ(太陽の約98%)で、その表面重力は地球の約35万倍にも達します。仮に地球上で体重68kgの人がシリウスBの表面に立てたとすると、約2400万kg相当になる計算です。

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シリウスBの表面温度は約2万5000度で、太陽の表面(約6000度)よりもはるかに高温です。しかし表面積が極端に小さいため、シリウスAと比べると約1万倍も暗く、地上の望遠鏡ではシリウスAのまぶしい光に紛れてしまいます。1862年に望遠鏡で初めてその存在が確認されて以来、シリウスBの観測は天文学者にとって160年以上にわたる挑戦でした。そうしたなか、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた観測画像では、中央でまぶしく写るシリウスAの左下に、小さな光点として伴星シリウスBの姿を確認できます。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「シリウスA」と「シリウスB」の画像。中央の白く輝く大きな光がシリウスAで、回折によるX字のスパイクが伸びている。左下に小さく写っている淡い点がシリウスB(Credit: NASA, ESA, H. Bond (STScI), and M. Barstow (University of Leicester))
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「シリウスA」と「シリウスB」の画像。中央の白く輝く大きな光がシリウスAで、回折によるX字のスパイクが伸びている。左下に小さく写っている淡い点がシリウスB(Credit: NASA, ESA, H. Bond (STScI), and M. Barstow (University of Leicester))】

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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