【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2020年6月23日の記事内で紹介した『オリオン座のHII領域「Sh2-279」』です。星雲の暗い部分の形が走る人物の姿にも見えることから、この領域は海外で「Running Man Nebula(ランニングマン星雲)」とも呼ばれています。
Source
- Image Credit: Adam Block, Mount Lemmon SkyCenter, and University of Arizona
- sorae - オリオン大星雲のすぐ近く、偶然描き出された「ランニングマン」
「ランニングマン」の姿は電離した水素原子が発する赤い輝きによって描き出されており、その周辺は青っぽい恒星の光を反射するガスに覆われています。
オリオン座は、ランニングマン星雲やオリオン大星雲だけでなく、馬頭星雲(Barnard 33)やエンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264)、それに赤色超巨星のベテルギウスといった興味深い天体が集まっており、一般の人々から研究者まで、幅広く注目を集めています。
編集/sorae編集部