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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:ESA/Hubble)

今回紹介するのは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が捉えた星系「DI Cha(DI Chamaeleontis:カメレオン座DI星)」の画像です。

【関連リンク】今日の宇宙画像:NASAや各国宇宙機関が公開した魅力的な画像を毎日紹介

塵のヴェールをまとうカメレオン座の四重連星「DI Cha」(Credit: ESA/Hubble & NASA)
【▲ 塵のヴェールをまとうカメレオン座の四重連星「DI Cha」(Credit: ESA/Hubble & NASA)】

画像の中心では2つの星が明るく目立ちますが、DI Chaは見た目どおりの“2つの星”ではありません。実際には2組の連星からなる四重連星系で、合計4つの恒星が同じ星系を形作っています。

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DI Chaが位置しているのは、カメレオン座の方向約500光年先にある暗黒星雲「カメレオン座I(Chamaeleon I)」の内部です。カメレオン座Iは、3つの暗黒星雲で構成される大規模な星形成領域「カメレオン座分子雲複合体(Chamaeleon Complex)」の一部として知られています。soraeでも以前、ダークエネルギーカメラが観測したカメレオン座Iの幻想的な広域画像を紹介しました。200~300個もの星が存在するこの領域は、太陽系に最も近い星形成領域のひとつであり、星の誕生過程を研究するうえで理想的な観測対象とされています。

DI Chaのような若い星系は周囲にまだ多くの塵を残しており、星の光がその塵を照らすことで、画像に見られるような、薄いヴェール状の構造が浮かび上がります。この塵はやがて星の成長とともに散逸したり、惑星の材料になったりする可能性があります。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ(ACS)が赤外線フィルターを用いて取得したデータから作成され、2015年10月に公開されました。

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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