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国営ROSKOSMOS社は1月15日、「ソユーズ」宇宙船の後継機となる新型宇宙船の名前を「フィディラーツィヤ」(ФЕДЕРАЦИЯ、連邦)に決定したと発表した。

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この宇宙船はこれまで「PTK NP」という計画名で呼ばれていたが、昨年12月4日から23日にかけて、ロシア国民を対象に名前の投票が行われ、その結果「フィディラーツィヤ」(連邦)、「ガガーリン」(人類初の宇宙飛行士)、「ヴェークタル」(ベクトル、ベクター)の3つが選ばれた。

一般投票での得票数では1位は「ガガーリン」で、2位が「ヴェークタル」、「フィディラーツィヤ」は3位だったものの、その後ROSKOSMOS社内での検討により、最終的に「フィディラーツィヤ」が選ばれた。

フィディラーツィヤはソユーズ宇宙船などを製造しているRKKエネールギヤ社が開発している宇宙船で、ソユーズの直接の後継機となる。ソユーズよりも大型になり、最大4人まで搭乗できる他、地球低軌道だけでなく月などへも飛行することでき、また再使用もできるという。

打ち上げには「アンガラーA5V」ロケットが使用される予定で、2021年ごろに初打ち上げが行われることが計画されている。

Image Credit: Roskosmos

■«ФЕДЕРАЦИЯ» – ИМЯ НОВОГО РОССИЙСКОГО КОСМИЧЕСКОГО КОРАБЛЯ
http://www.roscosmos.ru/21920/

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