中国国家航天局(CNSA)は北京時間10月14日11時25分(日本時間12時25分)、「実践9号(Shijian IX)A星」と「実践9号(Shijian IX)B星」を載せた「長征2号丙(Long March 2C)」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、2基の「実践9号」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

「実践9号」は中国航天科技集団公司所属の東方紅衛星公司が開発・製造した科学衛星で、主に軌道上で宇宙科学研究と技術試験などに使用されるという。

なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって169回目の打ち上げだった。

 

■長二丙火箭成功発射実践九号衛星