米航空宇宙局(NASA)は8月28日、火星探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)=キュリオシティ」を用いて、火星から地球に向けて音楽を初めて送信した。
使用された曲はウィル・アイ・アム(will.i.am)さんの「リーチ・フォー・ザ・スターズ(Reach for the Stars)」で、オーケストラによって演奏された特別バージョンが8月6日に「キュリオシティ」に送信されていた。
今回のイベントはNASAの教育の一環として行われたもので、ジェット推進研究所(JPL)で開催された。学生のほか、レランド・メルビン(Leland Melvin)宇宙飛行士、モヒカン刈りで有名となったボバック・ファードーシさんらNASA職員も参加した。
「キュリオシティ」から曲が届くと、NASAの職員らは手拍子と取りながら、体を動かし、火星からの音楽を楽しんだ。
■Curiosity Rover Plays First Song Transmitted from Another Planet
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2012-262