シー・ローンチ社(Sea Launch)は協定世界時間5月31日5時23分(日本時間14時23分)、インテルサット社の通信衛星「インテルサット19(Intelsat 19)」を載せたゼニート3SLロケットを、太平洋上西経154度の海上に浮かぶ、打ち上げプラットフォーム「オデッセイ」から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約1時間後に、「インテルサット19」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。シー・ローンチの打ち上げは2011年9月以来、約8カ月ぶり。

「インテルサットのために11回目の打ち上げを成功させ、私たちはワクワクしています」

今回の打ち上げ成功を受け、シー・ローンチ社のシェル・カールセン(Kjell Karlsen) GMはこのように述べた。

「インテルサット19」はスペースシステムズ・ロラル社が開発・製造した通信衛星で、重さ約5600kg。24本のCバンドトランスポンダと34本のKuバンドトランスポンダを搭載し、米国西部とアジア太平洋地域におけるメディア・政府・ネットワークサービスの顧客などに衛星放送サービスを提供する。

 

■Sea Launch Successfully Delivers the Intelsat 19 Spacecraft into Orbit
http://www.sea-launch.com/news_releases/2012/nr_120601.html

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