中国国家航天局(CNSA)は北京時間5月10日15時56分(日本時間16時6分)、リモートセンシング衛星「遥感14号(Yaogan-14)」と「天拓1号(Tiantuo-1)」を載せた「長征4号乙(Long March 4B)」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから13分後に「遥感14号」と「天拓1号」をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。
「遥感14号」は中国航天科技集団公司所属の上海航天技術研究院が開発した新型のリモートセンシング衛星で、主に科学実験、国土資源調査、環境保護、農作物の防災などに使用されるが、軍用目的もあると指摘されている。一方、「天拓1号」は重さ約10kgの小型衛星で、軌道上で科学実験などを行う予定となっている。
なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって162回目の打ち上げだった。
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- 新華社通信 - 中国一箭双星成功発射“遥感衛星十四号”和“天拓一号”