JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年5月29日、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出事業者として、Space BDと三井物産を選定したと発表しました。
きぼうではロボットアームとエアロックを活用した超小型衛星放出機構(J-SSOD)が利用されており、今後はJAXA単独の有償利用サービスだけでなく、民間事業者による幅広いサービスの提供が目標とされています。
JAXAはきぼうの利用事業について、民間などによる事業自立化を目指しています。今回の民間による超小型衛星放出事業は、その第一歩となるはずです。
Image: Wikimedia Commons
■国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出事業民間事業者の選定結果(「きぼう」利用初の民間開放)について
http://www.jaxa.jp/press/2018/05/20180529_microsat_j.html
(文/塚本直樹)
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