スペースシフトと株式会社Ridge-iは、レーダー衛星画像のAIを活用した自動解析で、高い精度を実現しました。
2社による新方式は、今までの様な可視光を用いた光学衛星データの解析ではなく、レーダー衛星の画像をAIを利用し自動解析するものです。
レーダー衛星のデータは可視光を必要としないため、天候や時間帯に影響されない利点があります。しかし特殊なノイズが入ることで人の目では判断するには難しいケースも多くありました。その欠点をAIによって補うことで、連続した観測データを自動解析にて取り続けることができる事が可能となりました。
また、この技術は応用することで海上に関する様々な問題のモニタリング、地表面の変化を天候や昼夜に問わず観測し続けることができるなど、様々な分野での利用が期待されます。詳細に関する情報は、産総研Webサイトにて公開されています。
Image Credit: 人工知能研究センター
■レーダー衛星画像のAIによる自動解析
http://www.airc.aist.go.jp/gsrt/sar-ai.html
最新記事
-
宇宙開発三菱重工業がUAEの小惑星探査機打ち上げ契約締結 H3ロケットで2028年予定2024.10.12
-
天文ハワイのマウナケア山で撮影された紫金山・アトラス彗星 日本で見られるのはいつ頃?2024.10.11
-
宇宙開発スペースX、新型ロケット「スターシップ」の第5回飛行試験を10月13日以降に実施へ2024.10.11
-
天文ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 “うしかい座”の壮大な渦巻銀河「NGC 5248」2024.10.10
-
宇宙開発スペースワン「カイロス」ロケット2号機は2024年12月14日に打ち上げへ2024.10.10
-
天文新たな明るい彗星候補「ATLAS彗星(C/2024 S1)」(A11bP7I)を発見2024.10.09