スペースXは本日予定していた「ファルコン9 ブロック5」ロケットの打ち上げを直前になって延期しました。今後の予定としては明日以降に打ち上げが実施される予定です。
ケネディ宇宙センターから打ち上げられる予定だった「ファルコン9」ロケットですが、直前になって地上施設の問題が発見。この問題を本日中に解決することができず、打ち上げが延期となったのです。なお、ロケットやペイロードには問題は発見されていません。
ファルコン9 ブロック5はファルコン9の最新バージョンで、第1段はチェック作業のみで10回以上の再使用に耐えられ、さらにリファービッシュにより最終的には100回以上の再使用にも耐えられるとされています。さらにグリッドフィンや着陸脚が黒色に変更されており、見た目にもその違いがわかりやすくなっています。
そして今回のペイロードとして搭載されているのは、バングラディッシュの通信衛星「Bangabandhu Satellite-1」。さらに、将来的にファルコン9 ブロック5ではNASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へと輸送する予定です。
Image Credit: スペースX
■SpaceX Aborts 1st Launch of Upgraded Falcon 9 Rocket at the Last Minute
https://www.space.com/40549-spacex-aborts-1st-falcon-9-block-5-rocket-launch.html
(文/塚本直樹)
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