国際宇宙ステーション(ISS)で2月3日、ロシア人宇宙飛行士のユーリ・マレンチェンコさんとセルゲイ・ヴォルコフさんの2人が、宇宙服を着て、宇宙空間に出て作業する「船外活動」を実施した。
マレンチェンコ飛行士とヴォルコフ飛行士の2人は、2月3日21時55分(日本時間)に「ピールス」モジュールから宇宙空間に出て、ISSの船外に設置されていた科学実験装置を回収すると共に新しい装置を設置。またロシア側モジュールの外観の写真撮影を実施した。
当初、船外活動時間は5時間半の予定だったが、作業が順調に進んだため、4時間45分後の4日2時40分に完了した。
今回の船外活動は、マレンチェンコ飛行士にとって6回目、ヴォルコフ飛行士にとっては4回目となるものだった。また、ISSで実施された船外活動は今回で193回目となり、全宇宙飛行士の船外活動時間は1204時間となった。
Image Credit: Roskosmos
■ЦУП. РОССИЙСКИЕ КОСМОНАВТЫ УСПЕШНО ЗАВЕРШИЛИ РАБОТЫ НА ВНЕШНЕЙ ПОВЕРХНОСТИ МКС
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