【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)


2025年2月15日に最大光度となった金星、見ることができました?
今回は金星表面が詳細に分かる画像を紹介します。

こちらは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の金星探査機「マゼラン(Magellan)」が取得したデータをもとに作成された金星の合成画像です。金星の地形と地質を視覚的に理解するために作られたもので、色はより強調されています。

Source
  • Image Credit: NASA/Jet Propulsion Laboratory-Caltech
  • NASA - Computer Simulated Global View of Venus

 

マゼランは金星の詳細な地形データを取得することを目的に開発された探査機です。1989年5月4日に打ち上げられ、1990年8月10日に金星に到着。1990年から1994年まで周回し、搭載していた合成開口レーダーを用いて金星の表面を詳細にマッピングしました。

冒頭の画像は、マゼランが金星を周回しながら部分的に取得したデータを球体モデルに貼り合わせたもので、一部の領域はパイオニア・ビーナス・オービター(Pioneer Venus Orbiter)のデータで補われ、色についてはヴェネラ13号(Venera 13)およびヴェネラ14号(Venera 14)のデータが参考にされています。

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編集/sorae編集部

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