ドローンに対して現在大いに期待されている、「農業支援」。そのソリューションに、新たな選択肢の登場です。DJI JAPAN株式会社は3月1日より、高性能農薬散布用ドローン「DJI AGRAS MG-1（アグラス MG-1）」の発売を開始しています。
AGRAS MG-1は8つのローターを搭載したオクトコプターで、液体の農薬や肥料、除草剤の高精度で適正な割合での散布が可能です。さらに液体の搭載量は10kgと大容量で、ドローンは防水性、防塵性、耐食性にすぐれるなど実地での運用を重視した仕様となっています。
また2つの気圧計と2つのコンパスを搭載したA3フライトコントローラーを採用することにより、AGRAS MG-1は液体が揺れ動いた場合でも安定した飛行性能を実現しています。さらに3つのミリ波レーダーで地形を認識し、高度を取得しての飛行による適正な散布が可能。また送信機も日光下で利用しやすいディスプレイや自律散布システム（後日導入）が搭載されています。
AGRAS MG-1の価格は180万円前後を予定。また機体の取扱いに関する3日〜5日の教育プログラムが用意されたり、保守サービスや保険（対人最大1億円、対物最大5,000万円）も登場。安い買い物ではありませんが、今後の活躍が期待されます。
など、実際の購入価格などの相談は公式ホームページの一時販売代理店などにお問い合わせください。
Image Credit: DJI
■DJI、農薬散布用ドローン「AGRAS MG-1」の国内販売を開始
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