中国は2018年1月9日(現地時間)、「長征2D」ロケットを太原衛星発射センターから打ち上げました。ロケットには2つの地球観測衛星が搭載されており、打ち上げは成功したと伝えられています。
今回打ち上げられたのは、地球観測衛星の「SuperView-1 03」と「SuperView-1 04」。2つの人工衛星は2016年に打ち上げられた2基のSuperView-1にくわわり、最終的に地上を高解像度で撮影する衛星コンステレーション「16+4+4+X」を構成することになります。
16+4+4+Xは16基の解像度0.5mでの観測が可能な光学衛星と4基の高解像度地球観測衛星、4基の合成開口レーダー衛星、動画やハイパースペクトルカメラの観測が可能な人工衛星を組み合わせたシステムになります。衛星コンステレーションは2022年末までに完成すると、中国航天科技集団公司は表明しています。
Image Credit: Xinhua
■China Launches 2 SuperView Earth-Observation Satellites Into Orbit
https://www.space.com/39350-china-launches-superview-earth-satellites.html
(文/塚本直樹)
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