ISCコスモトラス社とロシア戦略ロケット軍は11月21日、小型衛星32基を搭載したドニエプルロケットを打ち上げた。

32基の小型衛星を搭載したドニエプルは、モスクワ時間11時10分10秒(日本時間16時10分10秒)、ロシアのオレンブルクにあるヤースヌイ宇宙基地から離昇、打ち上げから約30分後には全ての衛星を軌道に投入し、打ち上げが成功した。今回の打ち上げには、株式会社ウェザーニューズの超小型衛星「WNISAT-1」も含まれていた。

ドニエプルの打ち上げは8月に続き、今年2回目で、年内に予定されている全ての打ち上げを終えた。来年には5機の打ち上げが予定されているが、詳細はまだ発表されていない。

ドニエプルはNATOコードネームSS-18サタンとして知られる、旧ソ連の大陸間弾道ミサイル(ICBM)R-36M UTThを衛星打ち上げ機に転用したロケットで、ISCコスモトラス社が運用を担当している。

 

■Запуск ракеты РС-20 с группой КА
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