国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第36次長期滞在クルーは9月5日、ISSと結合していた宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)を切り離し、宇宙空間に放出した。
アメリカ航空宇宙局(NASA)のカレン・ニーベリ宇宙飛行士がISSのロボットアーム(SSRMS)を操作し、日本時間9月4日21時7分に「ハーモニー」から「こうのとり」4号機を外し、9月5日1時20分に宇宙空間に放出した。
放出された「こうのとり」4号機にはゴミや不要物などが詰め込まれ、今後、軌道離脱マヌーバを実施し高度を下げた後、日本時間9月7日15時36分頃に大気圏に再突入し、太平洋上空で廃棄される予定。
「こうのとり」4号機は8月4日にH-IIBロケットによって打ち上げられ、8月10日にISSと結合した。
■「こうのとり」4号機、ISSから離脱
http://iss.jaxa.jp/htv/htv4_release.html