米航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間3月27日4時58分(日本時間17時58分)、高高度ジェット気流を研究するため、ワロップス飛行施設から80秒間隔で、小型観測ロケットを5機連続で打ち上げた。

打ち上げられたロケットはそれぞれ順調に飛行し、上空でペイロードを放出し、打ち上げが成功した。

今回のミッションは「ATREX」と呼ばれ、上空100kmで化学トレーサーによる雲を作り出し、高高度ジェット気流を理解するための情報を集める。NASAによると、今回の打ち上げによって作られた雲はチャールズタウン(ボストン市北東部)、バッファロー(ニューヨーク州北西部)などでも確認できたという。

 

 

■ATREX Mission Successfully Launched from Wallops
http://www.nasa.gov/centers/wallops/news/12-17.html