米宇宙企業のロケットラボは、現地時間11月17日、約3ヶ月半ぶりとなる「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。

このミッションは「Love At First Insight」と呼ばれています。エレクトロンロケットは、米衛星企業BlackSkyの地球観測衛星「Gen-2」2機を搭載し、ニュージーランドのマヒア半島から打ち上げられました。発射から約1時間後、高度430kmの軌道へ投入成功。なお、ロケットラボにとって総計107機の衛星打ち上げ成功、エレクトロンロケット22回目の打ち上げとなりました。

ニュージーランド・マヒア半島から打ち上げられたエレクトロン・ロケット(Credit: Rocket Lab)

【▲ニュージーランド・マヒア半島から打ち上げられたエレクトロン・ロケット(Credit: Rocket Lab)】

BlackSkyはリアルタイムで観測可能な地球観測衛星コンステレーションの構築を目指しています。2019年から今年にかけて5機の衛星の軌道投入に成功しており、今年12月にもさらに2機の衛星打ち上げを計画しているということです。

またロケットラボは、ロケットの第一段機体の再利用に関する試験も進めています。同社の計画では、ロケット第一段機体を制御落下させて、ヘリコプターで空中回収するユニークな方法を実施する予定です。今回のミッションでは、回収予定海域にヘリコプターが待機し、降下する機体を観測する試験が行われました。これは同社にとって初の取り組みとなり、予定通り、ヘリコプターの中から落下する機体を観測することに成功。その後、海上に着水した機体を船で回収し、同社の工場で点検などを行い、再使用される予定です。

 

Image Credit: Rocket Lab
Source: Rocket Lab/Space News
文/出口隼詩

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