スペースXは2月17日、ファルコン9ロケットを打ち上げ、衛星ブロードバンド「スターリンク」を60機投入しました。
スターリンクは、多数の衛星を低軌道に打ち上げて地上をカバーし、高速かつ低遅延、さらに廉価なインターネットを提供する計画です。
今回の打ち上げにより、スターリンクはすでに約300機が軌道上に展開しています。スペースXは400機の衛星で狭いエリア、そして800機の衛星で十分なエリアのカバーが可能だとしており、年内にはサービスが開始される可能性があります。また、初期対応エリアはアメリカやカナダとなるようです。
一方、スペースX恒例のドローン船でのロケット回収は、海上に落下したため失敗しています。今回の着陸が成功していれば、50回目のブースター回収となるはずでした。
Image: スペースX
Source: Space.com
文/塚本直樹