【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: Illustration: NASA, CSA, ESA, J. Olmsted (STScI) / Science: N. Madhusudhan (Cambridge University)
- sorae - 「K2-18b」は液体の水が豊富な惑星かもしれない 興味深い分子の存在も示唆
こちらは、soraeが2024年9月26日の記事内で紹介した『赤色矮星K2-18の周りを公転するK2-18bの想像図』です。K2-18bは、惑星は地球と海王星の中間くらいの大きさで、豊富な水素を含む大気の下に海が広がっている可能性がある「ハイセアン惑星」だと考えられています。
生命に適した環境を持ち、生命活動に関連した分子である「バイオマーカー」を持つ「太陽系外惑星」を見つけることは、惑星科学における聖杯探索に位置付けられています。
ケンブリッジ大学のNikku Madhusudhan氏などの研究チームは、「しし座」の方向約120光年先の太陽系外惑星「K2-18b」を「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」で観測し、K2-18bの大気成分を観測しました。
その結果、見つかった分子の組み合わせをもとに、K2-18bでは大気の下に豊富な液体の水が存在する可能性が示されました。また、予備的な結果ではあるものの、生命との関連が指摘されている「ジメチルスルフィド(硫化ジメチル)」が見つかった可能性もあり、極めて興味深い結果が得られています。
(元記事より引用)